2013年6月7日金曜日

記者の目:沖縄独立論 青木純(政治部)- 毎日jp(毎日新聞)

沖縄で何年暮らしても、どんなに沖縄が好きでも、地域の一員として認められようと努力しても、本土の人なら問答無用で遠ざける−−。本土で生まれ育った人間として悲しい気持ちで、その様子を見ていたが、はっとした。
「これまで問答無用で本土から遠ざけられてきたのは、他でもない、沖縄の人たちだったのではないか」と思ったからだ。

負の連鎖をどこで断ち切るか?どの土地も本来は天からの預かり物。自分たちのものと思った時点で、同じ穴のムジナとなる。非難する側も非難される側も同じ立ち位置。その視点からでは本質的な解決は望めない。

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