イスラム書道家本田さんのお話。偶然の出会いに導かれ、書道家になるまでの軌跡と作品を拝見させて頂いた。
悩み苦しんでひきこもった20代を経て、ふとした出会いから砂漠の測量へ。通訳としていくも、挨拶しかできないありさま。給料泥棒と罵られながらも、必死で覚え、アラビア書道に出会う。
趣味として当初はアラビア書道に親しんでいたが、自分のやっていることはただのフォント作成では同じでないかと悩む。コーランの奥深さを知り、イスラム書道の深みに触れる。先人が残したものをまずは完全に再現できるようになるのが大事で、最後には免許皆伝の域にまで到達する。
本田さんは、イスラム書道のお約束であった、言葉の周りに装飾があるスタイルから、新たなスタイルを確立した。イスラム書道の世界に革命を起こした。
今までのイスラム書道はこのような感じ
本田さんの作品はこちら
その他を見たい方はこちらのインタビューをどうぞ。
「文字の美しさを極限まで追求した芸術です」アラビア書道家・本田孝一 | nippon.com
番組の内容
番組の内容
イスラム教と深く関係するアラビア書道。本田孝一さんの作品は海外でも評価が高い。その制作の様子を交えつつ、アラビア書道との出会いから現在に至る道筋を語ってもらう。
竹の筆で表面のなめらかな紙にアラビア文字を書き、コーランの言葉とその言葉によって触発された美しいイメージを一体化させようとする本田孝一さん の作品世界。本田さんは、なぜそのような独特の作品を生み出すことができたのか。サウジアラビアの砂漠から始まる波乱に富んだ遍歴を振り返りながら、作品 制作の様子を紹介しつつ、作品に込めた宗教観、人生観を語っていただく。(2013年6月に放送したもののアンコール)
【出演】アラビア書道家・大東文化大学教授…本田孝一,【きき手】国井雅比古
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