2014年1月13日月曜日

東京五輪のドラマ

東京五輪のレスリング、八田監督と吉田選手のドラマをたまたま見た。

大抜擢された若手の吉田選手。現在のお顔を見ると良い歳の取り方をされてる。素直に八田監督と向き合い結果を出されたのだろう。

監督からの「勝つイメージを夢に出せ」との言葉から、とことんイメージした吉田選手。

大会の数日前に熱を出して寝込んだ吉田選手に、監督はメダルよりも体のことを気にかけてくれた。

奇跡的に復活し、病み上がりにも関わらず、宿敵を倒し見事に金メダル。

想いの連鎖で結果がついてきたのだ。

ピンチこそチャンス。

必ずしも熱意はすべて結果になるわけではないけど、ドラマを生み出すには熱意は必須だ。

エネルギーをもらった。

2014年1月11日土曜日

日本には尊徳がいた



日本には尊徳がいた―二宮尊徳の教え


 忘れていた日本人の心を思い出させてくれる。一つ一つの積み重ね。目の前のことからしかはじめられない。アタリマエのことなんだが、彼の体験談を踏まえた話を聞くと、当たり前をできていない自分に気が付かされる。

「お前はまだ壮年だから毎晩寝る暇をさいて、わらじを一足でも二足でもつくって、翌日開墾場へ持って行き、わらじの切れた人にあげなさい。もらった人が礼を言わなくともどうせ寝る時間に作ったもんだから損はない。もし礼を言う人があればそれだけの徳というもんだ。また一銭でも五厘でもくれる人があれば、それこそ利益となるんだ。よくこの道理を覚えておいて毎日怠らずに勤めれば、志の達しないはずはなく、何事でもできないことはない。」

何か人の役に立とうという姿勢が、その人を魅力的にする。今日から自分が役立てることを一つでも毎日やったらいつかその効果に驚くのだろう。さて、掃除でもするか。