新門日記: 私は長年、法を継承した証道を真っ直ぐ歩く僧に会えないものかと思って過ごしてきた。しかし、縁がないのか出遇えなかった。それで、あえて上梓したのが『納棺夫日記』であった。仏教各派の宗旨はともかく、また宗教を信じていようがいまいが、そのの真実が生と死が交差する生死一如の瞬間に顕われることを私は納棺の現場で死者たちによって気づかされた。そのことは既に弥陀の本願(第19願)にとして説かれてあった。そのことを私の信の根拠として書いたのであった。しかし私の真意を読み取って下さる人はほとんどいなかった。映画「おくりびと」の原作者であることを辞退したのも、この一点にあった。
まっすぐな方の文章に触れると、心の中で背筋がピシッとして、襟が正される想いがする。
心が清くなる感じがする。ありがとうございます。
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