シベリア抑留者であった吉田氏の抑留時代の曲が見つかったという話だった。過酷な体験と言葉で書くのは簡単だが、筆舌にしがたい、体験したものにしかわからない思いを抱えて作曲していたのだろう。
90万人が抑留され、現在存命なのは2万人近くだという。平均年齢も90歳を超えて、あと数年で激減するであろう。
シベリア抑留について、こうした機会にもっと学べたらと思った。
シベリア抑留のことが漫画で発売されていた。
私は吉田正のことを知らなかった。が、歌は聞いたことがあった。
本人も歌は次第に詠み人知らずになっていくもので、いい歌はそうして残っていくと語っておられた。まさにそうなっている。
最後に、どんなに忙しくても彼は学校校歌の仕事だけは引き受けたという。
子供たちが歌う歌は、一生心に残る。
生きる大切さを伝えたかったのかと想像する。
姿勢を正される思いがした。
番組で放送していた曲はビクターから発売されている。
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A010090/VICL-64206.html
しかしYoutubeとかに乗せればいいのになあ。
■吉田正 Homepage
吉田正 公式ホームページ
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