2014年9月21日日曜日

セカイの変容〜岡崎京子・エヴァンゲリオン・ゲーム〜 90年代(1)NHK|ニッポン戦後サブカルチャー史

セカイの変容〜岡崎京子・エヴァンゲリオン・ゲーム〜 90年代(1)



サブカルチャーからサブカルへ。



それは外向きから内向きへと向かう流れではないか。サブカルチャーは外への表現。サブカルは内への表現。


95年という年に、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、エヴァンゲリオンがある。



平田オリザ氏の、「あーそうなんですか」が時代を象徴している。共感できない世代。



サリン事件後、危険なものはどんどん蓋をされて、生きる実感を見いだせない。岡崎京子のリバースエッジでは死体を見ることで生きてる実感を感じる話だった。



そんな時代の閉塞感に風穴をあけたくて作ったのが、「完全自殺マニュアル」だと著者はいう。



いったい何のために生きるのか?答えが見つからない日々。世界が終ることよりも、そうした変わらない日常に恐怖を感じる。と岡崎京子はいう。

その後どうなっていくのか?次回が楽しみである。

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