2014年6月30日月曜日

沖縄へのラブレター ~写真家 東松照明~|NHK 日曜美術館

沖縄へのラブレター ~写真家 東松照明~|NHK 日曜美術館

先日、スピリチュアルワールド展でみた、東松氏の番組をたまたま見かけた。あの時はどういう経緯で沖縄の作品を撮ったのかしらなかったが、背景を学びどこか自分と共通しているものをかんじた。

最後に奥様がおっしゃっていた、
「片思いでもいいんじゃないですか。思いは思いですから」という言葉が印象に残っている。

沖縄に惹かれる人は多い。かくゆう自分もそうだが、東松氏は占領をテーマに沖縄に触れ、本土はアメリカの影響を色濃く受けているのに、沖縄では影響を受けていない強さを感じたという。

彼自身、沖縄に触れ、写真の原点へ戻って行った。沖縄は、原点へと戻る力を与えてくれるのかもしれない。

生まれ変わる場所。そして、忘れたくないものを色濃く残す場所。恋い焦がれて恋に泣こうとも、忘れられない思い出になる場所。

感性に生きる人間には特別な場所の一つだ。


2014年6月29日日曜日

サバイバル宗教論 書評

サバイバル宗教論 (文春新書)
佐藤 優
文藝春秋
タイトルからは想像つかない内容だった。面白い!初めて彼の本を読んだが他の本も読んでみたいと思う。博識ある方なので読んでいて楽しいが、自分で検証しないで丸呑みしてしまうと危ない。いつものように自分メモを下記。沖縄関係の話は私も知っているのが多かったが、普通の人は知らないであろうのでオススメ。そこは記載しません。

■日本人の思考方法
「我々の思想というのは、基本的に『言挙げ』をしない。あるいは、『言挙げ』ができるものはネガの形であらわれている。『言挙げ』できるものによって『言挙げ』できない部分を知るという、そういう方法なんです」
■選挙によって選ばれる「王様」
 なぜ日本で公選制が実現しないのか。中略 公選制で直接国民から選ばれることになると、政治権力だけでなく権威もおびることになるからです。世界の歴史を見ても、国家の長を直接選挙で選ぶようになると、王政はなくなる傾向にあります。
■宗教はさまざまな階級をつなぐ
「レリジョン(宗教)」は、「結び合わせる」という意味から来ています。
■中間団体こそ民主主義の砦

中間団体とは、国家と個人の間にあるもので、自分のためにだけ働いているのではなく、国家の代表でもない、ギルドや教会のような組織や団体のことです。自己完結していて、自分たちの生きる糧は自分たちで作り出している 中略 国家と構えても、基本的に自分たちの助け合いのネットワークでやっていくことができるような組織のことです。




2014年6月28日土曜日

スピリチュアル・ワールド 平成26年度東京都写真美術館コレクション展

東京都写真美術館の展示会いってきました。

ふらりと寄ってみた。意外に美術館自体には人が多い。世界報道写真展のほうに人は集まっているようだ。私も本来そのチケットもらったのでいったのですが、使用済みチケットを渡されていたというオチで、そこはやめて、スピリチュアルワールド展に伺いました。

論理ではない、直感の世界を感じに入ってみると。閉館間際だったためか、空いている!

写真は不思議ですね。今はもうない風景。もうこの世にいない人の表情。写真自体が何か呪術的な要素を持っていてもおかしくないと感じます。昔の人が、写真とられると魂抜かれるもあながちはずれではないかも。


日本では古来、森羅万象に「八百万の神」が宿るとする信仰をもち、目に見えないものや日常を超えたものの存在を感じとる感性、神仏を畏れ敬う意識、生きて いる者と死者の関わり合いを大切にする死生観とともに人々は生きてきました。近代化の過程で失われていった非合理的なもののなかには、日常生活や現代社会 の価値観にはない未来への手がかりが隠されているのかもしれません。精神性(スピリチュアリティ)の領域へ。不可視のもの、超越的なものにむかって、感性 のチャンネルを開いていくこと。「スピリチュアル・ワールド」には人を浄化し、活性化する力が秘められているはずです。本展は30,000点を超える東京 都写真美術館の豊富なコレクションのなかからセレクトした写真作品と映像作品・資料によって、日本の宗教文化や民間信仰と視覚表現の接点をさぐるととも に、スピリチュアルな世界観を背景に独自のヴィジョンを追求してきた写真家/美術家たちの作品表現を紹介します。

2014年6月27日金曜日

世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~:テレビ東京

世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~:テレビ東京



たまたま見た番組だった。最近モンゴルとも沖縄とも縁があるので興味深く拝見した。



3人の子育てが終わった後、モンゴルのマンホールチルドレンの様子を知り、モンゴル語をそこから学び始めて、孤児院のボランティアに旅立った平良さん。すごい行動力。



温かい沖縄から極寒の地モンゴルは大変だろうに。そんな苦労より、子供たちのために働きたいという想いのために行動する実行力が素晴らしい。



思ってもなかなか行動できないのが大半です。



勇気をもらいました。


以下番組内容転載
東アジア北部に位置するモンゴル国。
面積は日本の4倍近くありながら、約80%は草原地帯。
その為、ゲルを建て家畜を飼って生活しているモンゴル人を未だ多くみられる。

そんな、モンゴルの孤児院で働く平良貴久江(たいら きくえ)さん。
なんと、平良さんは孤児院に住み込み、しかも無給で働いており
日本からのわずかな年金だけで生活をしているという。

平良さんが働いている孤児院「ロータスチルドレンセンター」は、
様々な理由から親元を離れ、孤児院で生活をしている子ども達がたくさんいる。
そんな子ども達を立派な大人に育つよう、無償の愛を捧げている平良さん。

しかし、そもそも一体ナゼ、日本を離れモンゴルに来ることになったのか?
その裏には、何かを得る為何かを失った壮絶な波瀾万丈の人生ドラマがあった。

2014年6月26日木曜日

先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)傾いた組織を立て直せ!▽上杉鷹山(後編) - NHK

先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)傾いた組織を立て直せ!▽上杉鷹山(後編) - NHK

前回の続きです。ゲストで参加していた地方交通の再建請負人、小嶋光信氏はいいこといいますね。勉強になりました。彼の言葉で最後にあった、「右手におもいやり、左手にそろばん」がいいですね。利き手の右手にソロバンを持ったら、お前の利益のために協力するものかと反発されてしまうとのこと。人間の機微をうまく言い表しています。

小島氏の話も取り混ぜながら、気になった言葉を書いていきます。

■マイナス情報公開

上杉鷹山は藩の財政状態を広く藩士にまで公開させた。そのお陰で、一体となった改革への原動力となった。

■上申書

改善改革への案を広く募り実践していった。その中でヒット商品も生まれ財政再建に繋がった。

■プラス情報も必要

ただマイナスを出せばいいというわけではない。プラスの情報も必要。頑張ればこうなるんだという未来への道筋もなければ、ただの愚痴になる。

■情報を出すタイミングが重要

皆が真剣になるタイミングで情報を出す。効果を最大化

■成果も必要

明確に約束した決算賞与を払う。しかも千円札で払う。モチベーションが変わる。

■リーダーは部下の仕事をアレンジメントする

自分のために仕事するのでは誰もついていかない。

■着眼大局 着手小局

大きくとらえて、小さく実行していく。
これがないと、木を見て森を見ずになる。


2014年6月24日火曜日

ヴォルゲーム 書評

ヴォル・ゲーム (創元SF文庫)
ロイス・マクマスター ビジョルド
東京創元社
売り上げランキング: 96,171

前回紹介した、戦士志願の続き。 訳がところどころわかりづらいものの、勢いが良いので読み進めて行けます。この本の面白いところは、逆境からの切り返しでしょうか。出来過ぎな展開も多いですが、意外に人生って乗ってるときは奇跡みたいなこと起こりますからね。

主人公のような部下がいたら嫌だなーとは感じました。 皇帝もほどよくオバカでいいですね。色気のある女性傭兵隊長 の部下ならなってみたいです(笑)

逆境のときにエネルギーもらうときに読むのがおすすめです。
人事万事塞翁が馬だと、昔の人はよくいったものです。

2014年6月22日日曜日

佐藤可士和のクリエイティブシンキング 書評

佐藤可士和のクリエイティブシンキング
佐藤 可士和
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 12,438


前作に引き続き佐藤さんの思考法を学ぶために読了。前作と被っているように感じました。彼の人柄のようなものが感じられましたね。努力家だし、きちんと目の前の仕事に向き合っているなと。その積み重ねでここまで来られたのでしょう。

説得よりも共感と言う話にも納得です。この本自体、読み進めていくうちに段々と彼に共感していきます。そして、クライアントが主体であることを思い出させてくれます。クライアントやコラボレーション相手を認め、尊敬しているからこそ、結果が生まれるのだと。

自分用メモはこちら。
 
「コンテンツからコンテクストを作る すなわちストーリーを描いていくことが
ブランディングの核心だと考えるようになりました。
現在だけでなく過去の要素も整理してつなげながら、未来に向けての方向性を作って行くことで、自然とブランドのビジョンを構築できるようになったのです。」
天野祐吉氏
「外見は、中身の一番外側なんだよ」