2014年9月27日土曜日

「臨死体験」が教えてくれた宇宙の仕組み: 木内 鶴彦: 本

「臨死体験」が教えてくれた宇宙の仕組み
木内 鶴彦

晋遊舎

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アンダーグラウンド (講談社文庫): 村上 春樹: 本

アンダーグラウンド (講談社文庫)
村上 春樹

講談社

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2014年9月26日金曜日

NHKスペシャル|巨大災害 MEGA DISASTER地球大変動の衝撃第4集 火山大噴火迫りくる地球規模の異変

NHKスペシャル|巨大災害 MEGA DISASTER地球大変動の衝撃第4集 火山大噴火迫りくる地球規模の異変



数ある災害の中でも一番恐ろしい災害が火山の噴火だ。ここ100年は穏やかな時期だったが、かつて起きたような噴火がまたいつ起きてもおかしくはない。



かつて起きたような最大規模の噴火が起きれば、地球は寒冷化し、火山の冬が続く。食糧生産にも影響し、人口は減らざるを得ないだろう。



水も汚れるし、短期的には大変な時代になる。短期的といっても人間からしたら長い時間だろう。やがて噴火の土砂は貴重なミネラルとなり土を潤し、植物に良い影響を与えるが、それは人間にしたら長い時間だ。



人間はせっかくの火山が噴火していない貴重な平和の時期を、世界大戦という戦争をして過ごしてきている。勿体ないことだ。逆に、噴火などが起きていたら戦争どころではなかっただろう。人は地球のほんの表層で生きている。謙虚さを忘れてはならない。



今日も噴火もなく地球が穏やかであることに感謝である。


2014年9月25日木曜日

異文化との交渉力「高田屋嘉兵衛」 - 先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)NHK

異文化との交渉力「高田屋嘉兵衛」 先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)

函館の街を作った高田屋嘉兵衛。函館の街には何度か訪れていたが、全然知らなかった。もっと町を挙げて取り上げるべき人物ではなかろうか。

飢饉対策に、浜辺の石を拾うという仕事を作った嘉兵衛。施しはしないという方針だったからだという。これはいい。ただ上げるのでは、その人の自尊心も傷つくだろう。

お金を渡す際にも工夫が必要なのだ!

囚われの身になっても、公のためにと、まず目の前の人間を大事にして、その積み重ねでロシアとの問題を解決に導いた。大きな志と目の前の問題に取り組むことの大事さを再確認させられた。

ロシア人将校と常に一緒にいることを提案し、それを受けてくれた将校。そこには信頼があったから実現できたことだ。それはそのロシア人将校が、
「自分は戦争で手柄を立てていないから出世が遅い」という悩みに対して、
「自分が出世をしたいなら部下を大事にすることだ」という嘉兵衛の答えに感動したからだという。

このような素晴らしい人格者であった嘉兵衛。
しかし、その後大きくなった高田屋は迫害を受ける。

彼らがそのまま交易をしていれば、ロシアとの紛争は避けられたかもしれないと夢をみる。

どんな国の人間であろうと、同じ人間なのだから、誠意をもってあたれば解決できないことはないと教えてくれる。

いま、日本は周囲の国と軋轢がある。これは私たち自身の内面に、傲慢さがあり誠意を忘れているからではなかろうか。





2014年9月24日水曜日

ニュースが伝えない「香港」異変! ~中国返還から17年 今何が起きているのか~ 未来世紀ジパング ~沸騰現場の経済学~|テレビ東京

ニュースが伝えない「香港」異変! ~中国返還から17年 今何が起きているのか~



豊かな香港。それは自由であるからともいえる。その香港の住民たちは経済と政治の兼ね合いを探っているように見える。



政府はコントロールしたい。住民はコントロールされたくない。豊かになれば人はより自由を求める。



葛藤の中でその摩擦を昇華できるのか?恐らく、他の新たな地域へと富は逃げていく。歴史はそういう繰り返しだ。香港のピークはもう過ぎたように感じた。



そうはいっても、腐っても鯛だ。ほっておいていいはずはない。付き合い方も慎重になる。



時代の変わり目は腰を軽くしておかないと身動き取れなくなりますな。


2014年9月23日火曜日

NHKスペシャル|巨大災害 MEGA DISASTER地球大変動の衝撃第3集 巨大地震見えてきた脅威のメカニズム

NHKスペシャル|巨大災害 MEGA DISASTER地球大変動の衝撃第3集 巨大地震見えてきた脅威のメカニズム



南海トラフとナスカプレートは他のプレートと比べて、沈み込む角度が10度と浅いため、より巨大地震が発生しやすくなっているという。



海底にある山がそのまま沈み込むことで、凹凸が生まれ、余計にひずみがたまりやすくなり、巨大地震となりやすいと。



そして、土砂崩れと同じで、水が潤滑油の働きをして、地震の引き金を引くのだという。



メカニズムが分かったからといって、地震が防げるものではないが、それはいつか確実に起こるのだと教えてくれる。やはり今一番気になるのは、南海トラフが起こす地震。もう70年も起きていないという。



地震は起こるものなので、それを当然としたライフスタイルに適応していくのが妥当だろう。電柱やガスなどのライフラインのあり方が大事かと。



日々研究してくれている方々に感謝です。




2014年9月22日月曜日

映画『LUCY/ルーシー』


薬で脳が覚醒するという話は、リミットレスという映画でもあった。

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2014年9月21日日曜日

セカイの変容〜岡崎京子・エヴァンゲリオン・ゲーム〜 90年代(1)NHK|ニッポン戦後サブカルチャー史

セカイの変容〜岡崎京子・エヴァンゲリオン・ゲーム〜 90年代(1)



サブカルチャーからサブカルへ。



それは外向きから内向きへと向かう流れではないか。サブカルチャーは外への表現。サブカルは内への表現。


95年という年に、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、エヴァンゲリオンがある。



平田オリザ氏の、「あーそうなんですか」が時代を象徴している。共感できない世代。



サリン事件後、危険なものはどんどん蓋をされて、生きる実感を見いだせない。岡崎京子のリバースエッジでは死体を見ることで生きてる実感を感じる話だった。



そんな時代の閉塞感に風穴をあけたくて作ったのが、「完全自殺マニュアル」だと著者はいう。



いったい何のために生きるのか?答えが見つからない日々。世界が終ることよりも、そうした変わらない日常に恐怖を感じる。と岡崎京子はいう。

その後どうなっていくのか?次回が楽しみである。

2014年9月20日土曜日

先人たちの底力 知恵泉(ちえいず) ビジネスチャンスつかむには?高田屋嘉兵衛 - NHK

先人たちの底力 知恵泉(ちえいず) ビジネスチャンスつかむには?高田屋嘉兵衛 - NHK



今はあまり知られていない、高田屋嘉兵衛。村のマドンナを射止めたことから周囲の嫉妬を招き、村を出ることになったという。面白い見方だ。人間関係で、ご縁ができ、離れていく。人の縁は誠に奇妙。



その縁を活かさなければ何もならない。与えられた持ち場で最善を尽くしたから発展がある。



オリックスの宮内さんが、ビジネスのコツとして、

「時代を読み、自分を磨くこと」としていた。自分を磨かなれば始まらない。



宮内さんの言葉で、飛び地でなくて隣に進出するという話が印象深い。いまやっている仕事の隣の様子は半分くらいは見えると。だからリスクは読める。読めないリスクは危険なリスク。飛び地だとリスクを予想できないので危ないと。



自分の領域を少しづつ広げてきた実践からくる言葉だった。






2014年9月18日木曜日

過酷な現場を"ラク"にする!驚きの最新技術 ガイアの夜明け : テレビ東京

過酷な現場を"ラク"にする!驚きの最新技術



人の働きを楽にする、パワードスーツが現実になってきているとは。少子高齢化のおかげともいえますね。つらい作業を楽にする。需要がたくさんありそうです。



未来の世界を感じさせる技術です。



一見、ローテクの扇風機付の空調服。地味だけど需要は高そう。酷暑での作業には必需品。25万個販売したそうですから、大体40億近いヒット商品ですね。まだまだ伸びそう。中東に進出してほしいですね。



こういう人を助ける商材はいいですね。売っている方も気持ちよく売れる。

働くとは傍を楽にするとはよく言ったものです。


2014年9月17日水曜日

"世界一裕福な国"カタール~知られざる日本との絆 未来世紀ジパング ~沸騰現場の経済学~|テレビ東京



"世界一裕福な国"カタール~知られざる日本との絆


 未来世紀ジパング ~沸騰現場の経済学~|テレビ東京



世界一裕福とともに、実は世界一退屈な国と呼ばれているカタール。私も行ったことありますが、観光する場所があまりないんですね。2日で充分となってしまう。



カタールの中でも金持ち層は実際カタールには住んでないで、彼らが住んでるのはロンドンとか、しょっちゅうお買い物ツアーをしていると聞きました。



ジャネットジャクソンもカタール人(カターリー)と結婚しています。ここ十数年で急激な金持ちになったために、まだまだ趣向が子供のようなお金の使い方をしていると聞きます。



かっては、真珠の国でした。それがミキモトの真珠養殖技術によって、真珠産業は壊滅したのでした。が、今も人工島はパールと名付けたりして、その歴史の名残を残しています。



もう少し突っ込んだ内容がほしかったですね。




2014年9月16日火曜日

NHKスペシャル|臨死体験立花隆 思索ドキュメント死ぬとき心はどうなるのか

 死んだら私たちはどうなるのか?誰しも答えを知りたい問題だろう。答えがないから面白いと立花氏も語っていたが、最新の意識研究では、意識は蜘蛛の巣のように複雑なつながりから生まれるという仮説が唱えられているという。そういう発想は、地球ガイア説でも唱えられていたことを思い出す。


臨死体験は幻視なのか、はたまた脳からの何らかのホルモンによる作用なのか、それはそうかもしれないし、それだけではないかもしれないと思う。表があれば裏があるように、そうした作用があることはあっても、それだけですべては解決しないように感じる。


心安らかに死を迎えるために、立花氏は今回の取材をしたのだろう。死が怖いものではないと感じたと。納棺夫日記の作者がこう書いていた。

「死の真実は死の現場にしかない」と生死の現場から書いたのが「納棺夫日記」であった。そのことをいくら叫んでも伝わらないから、これでもかと繰り返し書いたのが「それからの納棺夫日記」であった。だがしかし、やはり実際臨終に立ち会ったことのない人たちにはわかってもらえなかった。
死の間際になったものでないとその心境はわからない。死を恐れるのは死を知らないから。死を看取ることで、自然と死を恐れなくなるのだろう。頭で理解しても限界があると感じる。



NHKスペシャル|臨死体験立花隆 思索ドキュメント死ぬとき心はどうなるのか



: 『私』という存在は死んだらどうなるのか、死ぬとき『私』は何を見るのだろうか――。 20年余り前、臨死体験について徹底的に取材し考察を深めてきたジャーナリスト/評論家立花隆さん。74歳を迎え、がんや心臓の病を抱えて死を間近に感じる今、再び臨死体験の最新研究の現場を見つめ、“死”について思索しようとしている。死の間際に一定の人が見る臨死体験。臨死体験が世界で注目され始めた1980年代以来、その解釈としては、脳内現象として科学で説明できるとする「脳内現象説」と、肉体が死んでも“魂(もしくは自我を感じる「意識」)”が存在し続けるという「魂存在説」―――これら二つの説が互いに相容れない、激しい議論が続いてきた。そうした中、立花さんは新たな臨死体験の掘り起こしをすると同時に、そもそも「意識(魂)」と呼ばれているものの正体とは何なのか、最新の脳科学・心理学・哲学にいたるまで、徹底した取材に基づいて正面から挑もうとしている。科学的に見て、死後の世界があると言える余地はどれくらいあるのか。死後の世界がないとしたら、『私(自分)』という意識(魂)はどう生まれどう消えていくのか。私たちが当たり前と思っている『私』という存在はいったい何なのか。有史以来、人類が答えを追い求め続けてきた生と死にまつわる壮大な謎―――その謎に挑む立花さんの思索の旅を通じて、大震災や紛争などで多くの命が失われる今、命や『私』の存在する意味を考える。

2014年9月15日月曜日

こころの時代~宗教・人生~「自分を知る」 - NHK

こころの時代~宗教・人生~「自分を知る」 - NHK



何とも書くのが難しい話題。ありのままを感じるという話。人は後からそれに意味づけしてしまう。



「雪ほど黒いものはない」という言葉を老師は話されていたという。

耳も目も、ありのままにとらえる。意味づけするのは自分。この言葉を聞いて、または見て、おかしいと思ったり、理由を考えてしまうのは後からの自我。


そこにとらわれない。ということだと理解した。


縁に任せて生きようと感じた。人の小さな頭で考えることは大したことない。最大の悩みでもある死でさえ、自分ではわからないのだ。他人が見て死んだとわかる。本人はいつ死んだかわからない。そしてそれは、生まれた時と同じである。いつの間にか生まれてきた。

だとしたら、すべてご縁にお任せしてみよう。




2014年9月14日日曜日

仕事に効く 教養としての「世界史」: 出口 治明: 本

仕事に効く 教養としての「世界史」
出口 治明

祥伝社

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2014年9月13日土曜日

先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)人がほれ込むリーダーとは▽本田宗一郎・後編 - NHK

先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)人がほれ込むリーダーとは▽本田宗一郎・後編 - NHK

■その一
私心で怒るな

・デザイナーの話
車のデザインをしていた担当者が、ある日電話で宗一郎に鈴鹿まで呼びつけられる。何事かと急いで駆け付けると、本田宗一郎の第一声は、
「君は人を殺す気か」と叱られる。

デザインにより、ハンダ付けの削りかすが多く出ることで、工員の健康被害になることを心配してのことだった。そこで、自分の仕事が、人の命に関わる責任ある仕事だと教えられたと。その後、ゴムを挟むやり方でハンダ付けの仕事は減り、かえってその解決方法は他社が真似するほどだった。

・確率の話
一万分の一の確率で起こる不具合に懸命になる宗一郎に対し、そこまで必死になるほどの確率ではという社員に、
「そのお客様にとっては100パーセントだ」と怒鳴る。

私心でない気持ちでの叱りであることと、叱られることで奮起して、より高いレベルへといけることがあり、人は彼をオヤジと呼んだ。

■その2
人の心に棲む

人の心に棲むことによって人もこう思うだろう
そうすればこういうものを作れば喜んでくれる
全て人間が優先している


喜びの経営を標榜していた。

・休日出勤の話
秘書が、土曜の仕事を本田宗一郎にお願いしに行った。宗一郎はやることもあるし、忙しいからと断る。しかし奥さんが実は、本田は土曜は暇しているが、自分が仕事を受けてしまえば、君たちが休めなくなるから断るのだと教えられた。

・心の修理話
19歳のころの本田宗一郎。修理工場時代での話。壊れて修理を頼んでくる人は、その時点で心も壊れているんだと。その心までも修理しないといけないと語っていたという。

・絵の話
絵が上手であった宗一郎。彼は渋柿の絵を書いた。その理由は、渋柿も美味しく生まれたかった牢に、かわいそうというものであった。


■その3
素直に負けを認めろ

・エンジニアの話
ある仕組みで宗一郎は自分のアイデアを得意げに話していた。社員がもっといいアイデアがあるのをおもいつき、それを伝えると。

「お前は天才だな、おれのはだめだ」とすぐに素直に認めた。

・引退秘話
アメリカで排ガス規制が行われることになり、それはどのメーカーでも実現不可能といわれていた。その時宗一郎は、
「どのメーカーとも対等に競争できるチャンスである」と発言した。
しかし、若手のエンジニアは、競争のためにやるんではない。社会のためになるからこそやるんだと憤りを感じ、宗一郎の側近に愚痴った。

それから彼はそうした発言を一切しなくなり、排ガス規制に適応したエンジンを本田が初めて出した翌年に社長を引退した。

その時、
「排ガス規制の件で若手に教えられた。社会のためではなく、いつの間にか会社本位になっている自分に気が付いた」と。

潔く退任した。

引き際の良さが更に本田宗一郎の名声を高めた。

2014年9月12日金曜日

資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書): 水野 和夫: 本

資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)
水野 和夫

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2014年9月11日木曜日

NHKスペシャル|新宿"人情"保健室~老いの日々によりそって~

NHKスペシャル|新宿"人情"保健室~老いの日々によりそって~



視聴後の感想は菩薩のような方がいるんだなと。



痴呆症が進んだ方や、病気で余命一年といわれて腐っている人相手に励ましたり、根気強くサポートしたりと、世の中には心ある方がいるんだな。



そして、これから高齢化社会を迎える中で、菩薩のような方は減るだろうから、虐待や事件が多発するのではないかと想像する。

人情より経済を優先してきた結果のツケがやってくるに違いない。



未曾有の人災ともいうべき事態が迫っているように感じた。



早く死んだほうが幸せという世の中になりかねない。目の前の人間を大事にしていくしかない。

2014年9月10日水曜日

世界を救う日本の水ビジネス 未来世紀ジパング ~沸騰現場の経済学~|テレビ東京



■世界を救う日本の水ビジネス

 これからは資源が高騰していくといわれています。その中でも人間は水がなければ生きていけないので、水の確保はまさに生命線。

日本は水に恵まれた国とよく言われます。バングラデシュでは、井戸水にヒ素が入っているというのを見ると確かにと実感します。

そうした汚染水をローテクで飲める水に変える濾過装置を持ち込む中小企業。また、雨水を利用するというタンクを作る人。海水濾過装置を運営する大企業と、それぞれのレイヤーでの水ビジネスを紹介していました。

個人や中小企業のレベルでの技術利用は、地球に負担もかけないですが、大企業が手掛ける、海洋深層水を利用した冷却システムと濾過システムは、地球の気候に影響を与えるのではと懸念します。


海流の流れが変わったので、気流の流れも変わり、偏西風が蛇行しなくなり、同じ場所に大量の雨を降らす災害が増えているとNHKの番組でやっていたのを思い出します。

NHKスペシャル|巨大災害 MEGA DISASTER地球大変動の衝撃第2集 スーパー台風"海の異変"の最悪シナリオ




利益や売り上げを考えたら、ローテクはとても比較にならない規模ですが、だからこそ気候に与える影響は小さい。


楽に大量にという方法を考え直す時期に来ているのではないでしょうか。いつまでも成長志向では限界を早めると感じます。


2014年9月9日火曜日

オウムの恩返し

私たちの社会は、論理的で効率を重視するものが賢いとされています。非効率なことは馬鹿げたこととして一笑に付されます。それで本当に良い社会が生まれるでしょうか?

思いを思いで返せない人たちの住む社会に住みたいでしょうか?オウムのたとえ話は人としての原点を思い出させてくれます。私たちの社会を良くする変化はオウムのような一見馬鹿げた行動からしか生まれないのではないでしょうか。

 以下転載します。

http://ameblo.jp/zuiunzan/entry-11573355772.html
「オウムの恩返し」
(雑宝蔵経)

一羽のオウムがエサをさがしながら道に迷い、奥山へまぎれこみました。

日が暮れてあたりが暗くなってきて、我が家の方向さえわからず途方にくれていたとき、 奥山の鳥や獣が出てきて、
「オウム君、君は道を間違えたのだ。君のところはずいぶん遠いから、今からでは帰れな いよ。明日送っていってあげるから、今夜はボクたちのねぐらへおいでよ」
と親切に案内し、
「ここに木の実があるから、お腹いっぱい食べなさい。ここにはおいしい湧き水がある よ」
と教え、そのうえオウムが寂しくてはいけないからと皆でオウムのまわりを囲むように して寝てくれました。
オウムは安心して、ぐっすり休むことができました。
晴れた翌朝、朝日に照らされながら、オウムは奥山の鳥や獣に賑やかに送られ、山から 山を伝って、無事に古巣にもどることができました。 オウムはこの親切が嬉しくて嬉しくてなりませんでした。

それから数日たったある日、懐かしい奥山のほうを見ると、親切な鳥や獣たちの住む山のあたりから色濃い煙が立ち上っています。
驚いて飛んで行ってみると、いまや全山が火事になっているではありませんか。
すぐさまオウムは谷川に舞い降りて、全身を濡らして 飛び立ちました。
途中で水がパラパラ落ちてしまいましたので山火事の上空まできて体をふるったときは、2~3滴の水しか落ちませんでした。
でも、オウムは飛び帰り、また谷川の水で体を濡らしては飛んで行き、火事の上で身を ふって2~3滴の水を落とし、これを休みなく繰り返していました。

このとき、このありさまを谷川のほとりの木の上で見ていた他の鳥たちが、嘲笑うように言いました。
「オウム君、君のもって行くその僅か2~3滴の水であの大山火事が消えると思うのか。骨折り損のくたびれもうけとは、そういうことだ」
このときオウムは、
「私のもって行く水は僅かです。あの大火事は消えないかもしれません。でもあの火の中に、私にこのうえなく親切にし、助けてくれた友達が、いま苦しんでいるかと思うと私は止めることはできません。私は、水を運びます」
と言って、せっせと水運びをつづけました。
すると、一天にわかにかき曇り、大粒の雨がザアーッ、ザアーと降り出し、さしもの大火事もたちまち消えてしまいました。

奥山の鳥獣たちは、「オウム君のまごころが天に通じたのだろう」と、いつまでも噂しあいました……。

2014年9月8日月曜日

9月5日(金)6日(土)開催!いちゃりばちょうDAY2014! – ハブコネ!東京・神奈川の沖縄情報WEBマガジン!

ライブイベントにいってきた。「いちゃりばちょうでい」というイベント。

出会えばみな兄弟という意味です。



沖縄出身のミュージシャンや、出身ではないけど沖縄要素が入ったミュージシャンの演奏が繰り広げられてました。



粗削りな感じもしますが、その分純粋な思いが伝わりました。洗練されてはいないけど、純朴な感じ。もちろん、演奏は素人ではないですよ。



夜明け前の雰囲気を感じます。これからどうなっていくのかが、怖いしまた楽しみでもあります。世慣れしてつまらなくはなってほしくないな。



今時珍しく、一生懸命な感じが伝わり、心がほんわかします。

初心に戻り、エネルギーをもらいました。ありがとうございます。


2014年9月6日土曜日

アジアを悩ます大渋滞 日本の技術で解消せよ 未来世紀ジパング ~沸騰現場の経済学~|テレビ東京



アジアの渋滞はひどい。その渋滞緩和にホンダのアプリで渋滞情報を把握して解消を促す仕組みや、日本の中古電車を売る話。ICバスで公共交通を整備する話など。



お蔵入り映像は、インドネシアの渋滞規制の抜け穴。3人以上でないと入れないところ、手前でジョッキーと呼ばれる人間を乗せて規制を回避しているという話だった。



2014年9月3日水曜日

先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)最強のチームを作るには?▽本田宗一郎・前編 - NHK

先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)最強のチームを作るには?▽本田宗一郎・前編 - NHK

久しぶりの知恵泉。今回も自分用メモ。

1.苦手なことは他人に任せろ

設計は川島、経営は藤沢に任せて自分はエンジン制作に打ち込んだ。
経営の藤沢は、画期的な方法で販売店を組織した。
その方法は?

今度新商品を売り出すからそちらで売りませんか?もし興味あるようなら先にお金を振り込んでというやり方をした。それで販売網をつくった。こんなやり方は他にはない。

・自分と違うタイプと議論する
同質じゃだめ。議論することでチームの最高の結論が出る

2.石橋は叩かずに渡る

「やってみもせんで何がわかる」が本田宗一郎の口癖。

石橋は叩かず渡れ

マン島レースに挑戦。その時、会社は倒産の危機だった。
絶望な時こそ希望が大事。その危機を乗り越え数年後に挑戦し、優勝して飛躍のきっかけをつかむ。

3.チームの中に権威をつくるな

閥をつくらない

NSX秘話。会社の中に、NSX開発メンバーの写真が廊下に飾ってあり、そこに
「選ばれしものが作る車」と紹介があってのを見て激怒した。トイレの掃除人や食堂の人がいなくて車が作れるか!選ばれしものしか作れない車なら作らないでいいとのこと。

「自分のために働け」と語っていたと。


個を生かし、個を束ねる
喧嘩した方が成果良くなる


2014年9月2日火曜日

映画『イントゥ・ザ・ワイルド』 オフィシャルサイト

映画『イントゥ・ザ・ワイルド』 オフィシャルサイト

劇場で観た。久しぶりに観たくなりご紹介。

先日、テレビ東京のyouは何しにニッポンへ?!で紹介されていた、森に棲んでるアメリカ人を観て思い出した。

詳細を語っては面白さが半減してしまう。人生に迷ったり、悩んでいるのであれば、彼の旅を疑似体験し、その後に決断してはいかがだろう?