2014年4月30日水曜日

いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(1) 電子書籍: 竜田一人: Kindleストア



無名の新人が10万部以上売り上げたというニュースで見た漫画。気になっております。廃炉への道は長くて大変な道のりです。ありきたりな表現しか出来ませんが、日本国民は関心を持ち続ける義務があるテーマです。こうした形であれば興味を持ちやすいですね。



竜田さん応援しております。これからポチリます。



先人たちの底力 知恵泉(ちえいず) - NHK 敬天愛人

先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)▽西郷流!こじれた人間関係解消法(前編)

を視た。



幕末のカリスマ、西郷隆盛。実は若き日にソリの合わない上司と衝突、島流しの刑に処せられていた。困難な人間関係を解きほぐし、奇跡の復活を遂げた西郷さんの知恵に迫る。


幕末のカリスマにして、明治維新の立て役者、西郷隆盛。器の大きい人間のイメージがある西郷だが、実は若き日にソリが合わない上司と激しく衝突し、
絶海の孤島に島流しの刑に処せられた過去がある。まさに、現代で言うところの左遷。「一生返さない」とまで言われた島流しから、どのようにして奇跡の復活
を遂げたのか? 難しい上司との人間関係のこじれを見事に解消した、若き日の西郷隆盛の知恵を読み解く。

逆境は人を育てるといいます。西郷も島流しにあったからこそ、のちの飛躍の土台を築いたのでした。いま、逆境にある人は西郷さんを模範にして、いま出来ることから始めましょう。番組でも、西郷は牢屋塾を開いたり、島生活の改善案を提案したり、その場で自分が出来ることを実践し、村人たちの信頼を得ます。



やがて、そうした信頼を得た人々が藩主に働きかけて、流罪を解かれたのでした。周囲の人々の力が逆境を動かしてくれるのです。目の前の人々のために何ができるか?逆境の時はついつい自分の不遇を嘆き、自分のことに意識が行きがちです。



そんなときだからこそ、自分のことは忘れて、目の前の人間に尽くす。敬天愛人の精神の実践が飛躍への土台を作ります。バネも、押されてへこめばへこむほど高く伸びあがります。逆境こそ飛躍のチャンスであります。エネルギーをもらえました。





 ■優秀だが嫌われ者の部下 どう采配する? お悩み二郎帳より



手柄を一人のものとして誇る部下。同僚との軋轢があり、彼を外せという部下たちと、彼を使いこなせという上司の板挟みに悩む相談への回答。



人事の要諦は、信賞必罰と透明性というのが作家北康利氏の意見。経営者である田中健一氏は理を説くという意見が出ていました。



過程を透明化し評価をきちんと下せばよいというのは原理原則だが、中間管理職においては現実なかなか出来ないものではないだろうか。評価制度など変えられないですし時間かかりますからね。ただ、過程が透明になればノウハウが残るというのは大事なポイントで賛同できます。



田中氏の「理を説く」という意見は、中間管理職という実情に沿った今すぐできることでした。



「お前はこれからどんどんと上に行ける力のある男だ。上に行く人間は人を使いこなさなくてはいけない。人を味方にしないと大きな仕事は出来ないよ。酒をおごる必要もない、媚を売る必要もない。たった一言、『あの人が助けてくれたから』というだけでいいんだよ。こんな簡単なことで、敵になるか味方になるか変わるんだぞ」と。



最後に井森美幸さんが、

「ありがとうと言われて悪い気がする人はいない。その言葉だけでまた頑張ろうと思える」と感謝の効用を話されていましたね。



最後は感謝だと私も思います。読んでくださりありがとうございます。




2014年4月29日火曜日

NHKスペシャル「調査報告 女性達の貧困~”新たな連鎖”の衝撃~」

NHKで「女性たちの貧困」について視ました。その後、ネット上での意見も読み、衝撃的だった方が多い一方で、番組に対する不満もありました。印象に残ったのは二つあり、最後に紹介します。

日本人的心情で、自分で何とかしなければならないという自己責任論は私たちの中に根強くあるように感じます。見えない絆や心によって解決できないかと情緒に訴えるのが好きな気質だと思います。しかしながら、その気質が竹やり根性論を生んでしまうこともまた事実なのです。

しかし、論理だけでは納得できないと感じてしまうことでしょう。問題を解決できないのは、問題がわかっていないからだという諺もあります。貧困は社会の構造的な問題ゆえに、 個人の努力や根性で解決できるレベルではありません。本当の問題は何でしょうか?

日本は戦略的な思考が苦手なようであります。声の大きいものに引きずられて、うやむやにどさくさに、対処療法的に物事が進んでいきます。今の自己責任論は、今後ますます、二極化を生み、貧富の差をより拡大していき、分裂状態になることでしょう。

日本全体を変えようとするのは大変です。まして、日々自分の生活で精一杯なのが私たちであります。どうしたらよいか?問題意識を持ち、下記のようなブログなどに触れ自分なりに勉強し続け、論理と情緒のバランスを探ることが理想と感じています。

しかしながら、それは難しいのも感じています。結局、縁がある人々に対して何ができるかをするしかないと思っています。


NHKはなぜ生活保護のことを伝えないのか~NHKスペシャル「女性たちの貧困」を視て

 母子家庭であれば、児童扶養手当や児童手当の支給も受けているかもしれない。
しかし、たいていの家庭が、生活保護を利用できる所得以下であるように思える。

NHKは、なぜそういうことを伝えないのだろうか。
どういう事情で生活保護を利用していないのかはわからない。
しかし、もし、最低生活費以下で生活しているのなら、本来は生活保護を利用できるはずだ、生活保護の利用に至ることなく貧困に陥っていると、少なくとも、そこまで放送しなければならないんじゃないのか。

しかし、そういうことは一切触れられなかった。
この番組では、行政の責任についての視点がが完全に抜け落ちている。

ネットカフェで2年半暮らす母親姉妹にチャンスと詰寄るNHKスペシャル女性たちの貧困のパラドクス

実は日本は、「本当に困っている人」だけを助けるための福祉に対して、国民の抵抗や運動が起きなかった国なのです。明治からずっと、そういうものでいいと 思ってきた歴史があります。それがなぜいけないかというと、「本当に困っている人」だけが助けられるということは、そういう人たちは「国家公認の貧困者」 になるということを意味します。そうすると、普通に生活して自分の尊厳を守りたいと思っている人は、「国家公認の貧困者」というレッテルを貼られるのだけ は嫌だということになる。それだけは避けたいと思うようになるのですね。そうすると、「本当に困っている人」を助けるための福祉は、「本当に困っている 人」が受けられなくなってしまうということです。
これを「福祉のパラドクス」と呼んでいます

2014年4月28日月曜日

目的志向からの解放

私たちは、目的を持つのが正しくて、当たり前のことのように感じています。はたしてそれは本当でしょうか?知らず知らずのうちに、今の考えは過去もそうであったと思い込んではいないでしょうか?それと同時に、過去より今の方が優れていて、進化していると、ダーウィニズムの影響を受けてはいないでしょうか?

科学の進歩がイコールで人間の進化ではありません。人間性で見れば、過去の歴史の中にいくらでも優れた人間を見ることができます。直線的な時間軸ではなく、螺旋的な時間軸の世界で世界を見たらどう見えるでしょうか?

 目的はあっても、結果に執着しては物事を一部分でしか見られなくなります。最初のもくろみ通りでなかったとしても、それが今の自分にとって最善だと思うことが大事ではないでしょうか。

却って、思い通りではない、失敗したという事柄の方が学べることが大きいでしょう。自分なりに努力をしているならば、それは正解だと思います。
かならず目的を作らなくてもいいですし、目的を作ってもいい。今の自分を精いっぱい生きて、今を生きることこそ、幸せへの第一歩だと思うのです。


2014年4月27日日曜日

チグリスとユーフラテス


「何もやるべきことがない。前に進むことがない。責任を持つことがない。これはとても楽な生き方だけれど、同時に、とても虚しい生き方だ。」

人生かけて燃えるものに出会えず、悶々としている人におススメする。比較する必要はない。自分自身の人生だと頭ではわかっていても、どうしても現状と理想のギャップに打ちのめされてしまうものではないだろうか。

人生とは一体何なのだ?と追及したことのある人なら、得られる所があるに違いない本である。

しかし、キャプテン龍一は女性を見る目があったのだな。灯のような女性と結婚したいものだ。それにはきっと、龍一のようなヒーローじゃないと釣り合わないんだろうな。

私はどうも強い女性に弱い。自分が弱いからだろうか。それとも、守られる存在ではなく、同志のような、自分と同じように強く人生に立ち向かって欲しいからだろうか。

どんな環境でも前向きに強く生きる。私は人生讃歌が好きなのだ。

どうせだったら、楽しいと思える人生に越したことはないよね!

踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆ならおどらな損損 である。

さぁ本書を手に取り、冒険の旅に出かけよう!


2014年4月26日土曜日

ストーカー対策援護会が必要だ

ストーカーに悩む女子から相談を受けた。そのために引っ越しも余儀なくされたとのこと。すごいいい人だったのに、急に変わってきたと。詳しい事情は人それぞれだけど、大きな枠組みで見れば同じような悩みで苦しんでいる人は増えている。

ストーカーは、勿論する方が問題なのはわかりきっている。しかしそういう相手にまともに対応しても解決は難しい。さまざまなケースがあるだろうから、一概には言えないが、当事者だけで解決するのは難しいことには同意してもらえるのではないか。

だからといって、誰かに頼むのも難しいし、警察も当てにはならない。逃げるように、なんとかなだめすかしたりして、過激な行動に出られないようにするのが関の山ではないか。

人との関係性がいびつな現代病の一つだと言える。

視点を変えて、ストーカーされた方も、どうして自分がそういう目にあうかわからず苦しんでいる。
 自分のせいなのかと自分を責めることもあるだろう。本人が反省する分には構わないが、
「相手が変わったのは、そうさせてしまう要素が本人にあるからだ」と第三者がいうと、多くの人は非難するだろう。ケースバイケースだが、そういう場合もあるかもしれない。

ストーカーはなぜ執着するか?簡単にいえば、寂しいからである。愛憎は表裏一体。どんな形であれ相手して欲しいのだ。自分でも自分を押さえられなくなって暴走し、結果誰も幸福にならない。

接点がない一方的なストーカーはともかく、知人友人から変質するパターンでは、最初は善意から始まるものだ。いつかどこかで甘えや衝動に捉われていく。地獄への道は善意で舗装されている。

自分を責めたところで簡単には解決しない。同じような被害に合った人たちで助け合う組織を作っていきたいとおもっている。結局は当事者の気持ちは体験者にしかわからない。

当事者ではない第三者が関わることでしか、問題の解決は図れないだろう。本人だけで解決しようとすることは絶対にやめた方がいい。



2014年4月25日金曜日

終わり良ければすべて良し

何事も途中で判断できない。簡単に見切りをつけるのは愚か者がすることだ。仕事でも人間関係でも、人生でも、判断してしまえばそこが終わりとなる。

諦めなければまだ道は続くのである。どんなに終わりに見えようと、命ある限りチャンスはある。もしくは命が途切れても残るものもある。芸術家の評価など良い例だ。生前に評価されない例は山ほどある。

人も状況も常に変わる。たとえ3日でも別人と思えである。今回が駄目でも、自分に見切りをつけるのはもったいない。一生懸命であれば結果に拘泥して、必要以上に失うものを増やす必要はない。結果が出なくても、体験という結果を得られたのだ。

もちろん、反省をするなというのではない。反省は真摯な人間であれば勝手にしてしまうものだ。見切りを安易にしてしまい、次の機会にリベンジする気概を失うのは惜しい。諦めなければいつかは何らかの機会がある。それは狙い通りではないかもしれないが、だからこそ結果に固執しないことだ。

どんな経緯も終わり良ければ良い思い出になる。逆にいえば、良い思い出になるまで諦めないことだ。すべてドラマを盛り上げるための試練だったと思えたら最高に幸せだ。

自分や相手のためにも、性急な判断はしない方がよい。じっくりと自分も他人も見極めようではないか。そのための時間は十分にある。焦らず地道に取り組もう。






2014年4月24日木曜日

“独立”する富裕層

NHKにて、

“独立”する富裕層
~アメリカ 深まる社会の分断~

という番組が放映されていた。資産家と貧困層との格差は今後益々進んでいくだろう。この動きは10年以内に日本にも流れてくる。二極化が進み、社会の対立は進んでいく。この動きは止められない。

国家とは何か。地域とはどうあるべきか。社会、共同体とはどうあるべきかが根本から問われていく。今後は間違いなく、興味や関心、利益を共にする者がITを駆使して小集団を作っていくだろう。

社会は揺れ動いていく。近代化より西洋が中心の世界だったが、やがて東洋に中心がまた戻ってくる。そして、グルーバル化の揺り戻しとして、ローカル化も同時に進んでいき、並存していくに違いない。

時にローカル、時にグローバルと。

ITは近似した集団を生み出していく。富裕層は富裕層と。その中でさらに分断化するかもしれない。どこまでが適切な大きさの共同体となるか、模索が続くだろう。

長い目で見たとき、生物の競争戦略のように多彩な共同体が生まれると予測する。

変化に流されないためには自らが変化の渦となることだ。趣味でも仕事でも徹底した先に、未来の萌芽が芽生えるだろう。


2014年4月22日火曜日

知恵の輪は本能を抑えられるか

大きな放射能事故を起こした国は、アメリカ、旧ソ連、日本のみである。チェルノブイリは、ウクライナにある。そのウクライナで紛争が起きている。クリミア半島が編入されたが、かつてロシアはクリミア戦争でその野望をくじかれたことがある。

クリミア戦争はあのナイチンゲールが活躍した戦争だ。1853年のことで、ロシア帝国対フランス帝国、オスマン帝国、イギリス、サルデーニャ王国の同盟軍と戦いだ。

ウクライナ危機で注目 「クリミア戦争」ってどんな戦争だった?

19世紀から未だに人類は暴力から脱却できずにいる。161年前のことだ。当事者はだれも生きていないが、大きな出来事はユングの言う集合的無意識に影響を与えるのだろう。

長期間影響を与える放射能問題。 放射能は物心ともに影響を受ける。歴史に学ぶならば、悔しさとか無念といった想いが残らない形で決着をつける努力が必要だ。

アメリカのスリーマイル島事故は廃炉出来たものの、放射能物質が多量に含まれたデブリと呼ばれる物質の最終的行方は決着していない。チェルノブイリに至っては、封じ込めて放射能濃度が低下してから対策をすると放置の状態だ。

そして福島の廃炉への道のりは困難を極めるだろう。40年近くかかると目算されているが恐らくそれ以上かかる。そして、その間政治体制がどのような形になっているか、ひょっとしたら国民国家というもの自体が変質しているかもしれない。

多数決が民主主義だが、長期間にわたって影響が及ぼす事態を多数決で的確に判断できるか疑問である。我々人類は、構造的に欠陥を抱えているのではないだろうか。チンパンジーとボノボという遺伝子的に近いサルであっても、その社会と性格は大きく違う。好戦的なチンパンジーと融和的なボノボ。道具を使うチンパンジーと道具を使用しないボノボ。

遺伝子操作で人類の性向の変化を模索する時代が来るかもしれない。


日常の魔力

毎日の生活が規則正しければ、それが型となりハマっていく。会社の会議なども定例会議でやることが定型化してくると、心を込めることがなくなり、惰性でこなすようになっていく。

慣れてくると楽である。楽をすると、大切なことを忘れがちになる。

知らず知らずのうちに、習慣による惰性が自分の考えと思わされてしまう。新人の頃にあった初々しい気持ちを忘れてしまうものだ。

自分で自分の心に火を灯すのは楽ではない。楽ではないことの積み重ねが、愛ではないだろうか。一人で熱を維持するのは難しい。そのために同志が必要だ。

同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨する環境があれば、日常の魔力と戦える。

能力ややる気より大事なことは、そうした環境を整えることだと私は思う。

昔の方は、「朱に交われば赤くなる」とはよく言ったものである。


2014年4月20日日曜日

ラストエンペラーと孫文を支えた日本人たち

清朝最後の皇帝であり、満州国皇帝であった、 愛新覚羅溥儀。
「兄の人生は激変過ぎた」と弟の溥傑は語ったという。

3度の皇帝就任と退位。皇帝から平民、収監へと地位の変転。 自殺してもおかしくない境遇の中、最後まで生きた彼に哀悼の意を表する。

溥儀の周囲には、彼を利用する人間ばかりであったろう。皇帝になればへつらい、元皇帝になれば手のひらを返すのが世の常である。そのような中で、溥儀が信用し、その忠義を称えて、忠という名前を与えられた日本人がいた。

その人の名は、工藤忠。大陸浪人の出世頭と言われたが、だからこそ軍部の考えに染まらずに、溥儀の心を理解できたのだろう。日本人で唯一、溥儀のことを「皇上陛下」と呼んだ。異国人同士であろうと信頼を生むものは至誠である。

溥儀が清朝皇帝を退位する原因となった、辛亥革命を起こした孫文を支援したのも、日本の民間人であった。孫文の革命支援のために、命までかけた山田良政。

 彼もまた至誠の人であった。孫文を支援すると約束した日本政府が約束を翻した時、顔向けできぬと前線へと赴き戦死した。

大きな力によって、運命が引き裂かれようとするとき、個の至誠を貫くのは並大抵のことではない。

我々は歴史に学ぶべきである。利益を求めた謀略は、結局は不利益しか産んでいない。個々人の至誠を助けることで、将来にわたる絆ができるのだ。

目の前の利益を取らず、信を取ることこそ、大和魂であろう。

彼らのような日本人がいたことを、もっと私たちは知らなくてはならない。

2014年4月19日土曜日

今へと至る流れを知る

これからの未来を考えるには、今までの経緯を知る必要がある。原点を学び、そこから何を反省し活かしていくのかが問われる。大きな歴史の流れを知るには面白い本です。詳しい認識の違いに問題提起をする方もいるが、それは瑣末な問題かと。

しかし、丸ごと鵜呑みするのではなく、そこから自分が何を吸収するかが大事であろう。世の中に完全な立場と視点はない。自分なりの視点が持ち、それを常に変化させる意思があればいい。アマゾンの書評などを見て、自分なりに解釈するなどして、常にアップデートする、不断の努力こそが学ぶということだ。

本書を繰り返し読み、大きな流れを把握し、我々一人ひとりが世界を作り出す気概を持とうではないか。

2014年4月18日金曜日

希望の光

行くあてのない人々の再生の場。
負け組と思い込んでいる世界から、異なる世界への旅。
現代に希望を持てない人たちだからこそ生み出せる逆転の場。

そういう世界を創る。
かといって、世間から隔絶した理想郷を作るわけではない。

社会と関わるのは、そういう役割のものが担当し、各々自分の役割を全うする。

自分の役割は最初はわからないものだ。人との触れ合いの中で発見したり、見い出されたり、必要に駆られてわかることもある。人はそれぞれ違う。あるべき形も違う。

完璧はなく、変化するなかで、捉われない心が自然とあるべきところへ落ち着いていく。

人は人でしか磨かれない。

子供のころは、誰とでもすぐ仲良くなれる。心の壁がないからだ。歳を重ねると、脳の中でも新規の回路は作られなくなっていく。新規の回路を作るのは、多大なエネルギーを要するからだ。 その代わり、いまある回線を太くして高速化しようとする。

既存の人間関係を太くするのも一つの手だ。新規の関係は作りづらい。でもだからこそ、今の延長線上にない体験を得られる。多大なエネルギーを当初は要するかもしれない。誰かの後押しが必要だろう。

背中を押してもらい、新たな世界へと導かれる。
まずはいきなり新たな挑戦を目指さなくてもいい。目の前の一歩から、神経を太くするように、今できることを10パーセントでも向上させようとしてみるのだ。

その積み重ねの中に、飛躍の種が眠っている。焦らずじっくり取り組んでいこう。
貴方も私の同志である。

2014年4月17日木曜日

はじまり

会議室の一室。時計の秒針の音が時を刻んでいる。
漠然とした想いだけが胸にあり、届けたくても誰に届けたいのかもわからない。

「悶々とした気持ち」と紋切り型の表現で言えば簡単だが、それもどこか違うような気がしてならない。

世界はお金で満ちている。お金が嫌いなわけではない。お金を抜きに社会は成り立たない。行動原理の奥底から、お金は影響し、無意識に心を縛っている。

じゃあ開放されたとしたら、俺は何を望むのか。実際に、お金の心配をしなくてもよい時もあった。そんなときも、だらだらと時間をすごすことにお金を使い、真剣に人生と向き合おうとはしなかった。マッサージや旅行、飲み屋に風俗。不満はないが満足もないという結論になる。

いざ、お金がなくなってみると、驚くほど心細くなる。これほどまでに心が影響されるものかと、我ながら意志の弱さに情けなくなる。困っていないときは威勢が良くても、無くなった途端に軟弱になるとは情けない。

そのくせ、自分自身に言い訳をして、
「人生の学びに違いない」などと、誤魔化し逃げ続ける。自分の心とも向き合えない。私だけではない。恐らく、ほとんどの人間は毎日のことに追われて、特に深く人生を考えることもないのだろう。それでいいのか・・・・と自問自答をどこかでしながら。

私はいつも青春に憧れる。憧れるということは、体験していないと認めている。冷静に考えたら、青春らしきものはあった。なのになぜ未体験のような感覚を覚えるのか。

燃えたいのだ。真剣に燃えて燃え尽きて死にたいのだ。情熱の向け先がわからない、20代のころの気持ちをそのまま引きづり今に至る。もう不惑の年なのに。

大人になれない子供のままの、いわゆる厨二病か。
そうともいえるし、そうでもないといえる。形になれば官軍となる。

詐欺師と起業家は紙一重とも言う。

そんなことはどうでもいい。目の前の一歩を歩くのだ。さあともに歩こう。

2014年4月16日水曜日

黙示録 (単行本): 池上 永一: 本

黙示録 (単行本)
黙示録 (単行本)

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池上 永一

角川書店


言葉にできない読後感。言葉にしたくない、してしまうと感動が薄れてしまう気がする。真剣に道を生きるものだけが到達できる心境の描写に、著者の求道精神を感じる。才能あるものは天から愛されているのだろうか。愛されていないものには、到達できないものなのか。



たしかに天命はあるだろう。今生をどのように、今を生きるか。それはどんな人生であっても変わらない真理。例え、今の自分は物語の主人公に思えなくても、この物語からエネルギーをもらって、自分が主人公の物語を描けるだろう。私はそうしたくなった。



理解できるものが一人でもいれば人生は幸せだと思う。



どの道も楽ではない。思い切り苦しみ、もだえ、今しか味わえない感覚を昇華しきって、濁りから清酒を生み出す讃歌を奏でていた。



著者と一献交わしたいものだ。



なぜか私は大和んチューなのに、琉球の物語に引き寄せられ懐かしい思いがする。前世の縁を感じざるを得ないと実感させてくれた物語でもあった。



きっとあなたも、千年生きる物語を体験する。

キリストの「妻」記した紙片は古代のもの、年代測定で判明 米研究 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News

キリストの「妻」記した紙片は古代のもの、年代測定で判明 米研究 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News



昔から言われていたことがやっと証拠もそろってきましたね。

結婚しているからといって本来発言の価値は変わらないのですからね。



Amazon.co.jp: ぼくはお金を使わずに生きることにした: マーク ボイル, 吉田 奈緒子: 本

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まだ読んでないのだが、読んでみたい本リストにいれる。



2014年4月11日金曜日

個人秘書

このサービスは使ってみたいと感じられた。
ただ、使いこなす側の力量も必要だな。
使用人を使いこなせるのは、植民地文化のあった国が得意みたいね。
日本は下手だから、韓国や中国から恨まれたり嫌われたりしてる。
イギリスはその点見事なものだ。
逆に憧れの対象になってるのだから。

2014年4月10日木曜日

Amazon.co.jp: 山賊ダイアリー(1) (イブニングKC): 岡本 健太郎: 本

山賊ダイアリー(1) (イブニングKC)
岡本 健太郎

講談社 (2011-12-22)

2014年4月5日土曜日

大量虐殺を加害者の視点からとらえた衝撃のドキュメンタリーが日本でも公開決定―1965年のインドネシアで何があった? | THE NEW CLASSIC

大量虐殺を加害者の視点からとらえた衝撃のドキュメンタリーが日本でも公開決定―1965年のインドネシアで何があった? | THE NEW CLASSIC



映画評論家の町山智浩氏がこの映画のイベントの司会をされていた時のこと。ゲストとしてデヴィ夫人が来られて、当事者として貴重な話をされた。ところがマスコミは取材しておきながら、全くインドネシア虐殺の話ではなく、関係ない話しか報道しないと語っていたのを聞いて興味をもった。



インドネシア虐殺に日本が加担していた事実をハッキリと確認してこようと思う。忘れてはいけない。




2014年4月4日金曜日

なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか 最強11神社

なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか 最強11神社―八幡・天神・稲荷・伊勢・出雲・春日・熊野・祗園・諏訪・白山・住吉の信仰系統 (幻冬舎新書)
島田 裕巳
幻冬舎
売り上げランキング: 2,585

2014年4月2日水曜日

とびきり幸せな人が心がけている7つの習慣 : ライフハッカー[日本版]

とびきり幸せな人が心がけている7つの習慣 : ライフハッカー[日本版]



どれも納得です。今の私に1番心に残ったのは、



 5.習熟のストレスを受け入れる



でした。ヘタでも始める大事さを受け入れようと思います。