ストーカーに悩む女子から相談を受けた。そのために引っ越しも余儀なくされたとのこと。すごいいい人だったのに、急に変わってきたと。詳しい事情は人それぞれだけど、大きな枠組みで見れば同じような悩みで苦しんでいる人は増えている。
ストーカーは、勿論する方が問題なのはわかりきっている。しかしそういう相手にまともに対応しても解決は難しい。さまざまなケースがあるだろうから、一概には言えないが、当事者だけで解決するのは難しいことには同意してもらえるのではないか。
だからといって、誰かに頼むのも難しいし、警察も当てにはならない。逃げるように、なんとかなだめすかしたりして、過激な行動に出られないようにするのが関の山ではないか。
人との関係性がいびつな現代病の一つだと言える。
視点を変えて、ストーカーされた方も、どうして自分がそういう目にあうかわからず苦しんでいる。
自分のせいなのかと自分を責めることもあるだろう。本人が反省する分には構わないが、
「相手が変わったのは、そうさせてしまう要素が本人にあるからだ」と第三者がいうと、多くの人は非難するだろう。ケースバイケースだが、そういう場合もあるかもしれない。
ストーカーはなぜ執着するか?簡単にいえば、寂しいからである。愛憎は表裏一体。どんな形であれ相手して欲しいのだ。自分でも自分を押さえられなくなって暴走し、結果誰も幸福にならない。
接点がない一方的なストーカーはともかく、知人友人から変質するパターンでは、最初は善意から始まるものだ。いつかどこかで甘えや衝動に捉われていく。地獄への道は善意で舗装されている。
自分を責めたところで簡単には解決しない。同じような被害に合った人たちで助け合う組織を作っていきたいとおもっている。結局は当事者の気持ちは体験者にしかわからない。
当事者ではない第三者が関わることでしか、問題の解決は図れないだろう。本人だけで解決しようとすることは絶対にやめた方がいい。
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