2014年4月28日月曜日

目的志向からの解放

私たちは、目的を持つのが正しくて、当たり前のことのように感じています。はたしてそれは本当でしょうか?知らず知らずのうちに、今の考えは過去もそうであったと思い込んではいないでしょうか?それと同時に、過去より今の方が優れていて、進化していると、ダーウィニズムの影響を受けてはいないでしょうか?

科学の進歩がイコールで人間の進化ではありません。人間性で見れば、過去の歴史の中にいくらでも優れた人間を見ることができます。直線的な時間軸ではなく、螺旋的な時間軸の世界で世界を見たらどう見えるでしょうか?

 目的はあっても、結果に執着しては物事を一部分でしか見られなくなります。最初のもくろみ通りでなかったとしても、それが今の自分にとって最善だと思うことが大事ではないでしょうか。

却って、思い通りではない、失敗したという事柄の方が学べることが大きいでしょう。自分なりに努力をしているならば、それは正解だと思います。
かならず目的を作らなくてもいいですし、目的を作ってもいい。今の自分を精いっぱい生きて、今を生きることこそ、幸せへの第一歩だと思うのです。


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