2014年4月25日金曜日

終わり良ければすべて良し

何事も途中で判断できない。簡単に見切りをつけるのは愚か者がすることだ。仕事でも人間関係でも、人生でも、判断してしまえばそこが終わりとなる。

諦めなければまだ道は続くのである。どんなに終わりに見えようと、命ある限りチャンスはある。もしくは命が途切れても残るものもある。芸術家の評価など良い例だ。生前に評価されない例は山ほどある。

人も状況も常に変わる。たとえ3日でも別人と思えである。今回が駄目でも、自分に見切りをつけるのはもったいない。一生懸命であれば結果に拘泥して、必要以上に失うものを増やす必要はない。結果が出なくても、体験という結果を得られたのだ。

もちろん、反省をするなというのではない。反省は真摯な人間であれば勝手にしてしまうものだ。見切りを安易にしてしまい、次の機会にリベンジする気概を失うのは惜しい。諦めなければいつかは何らかの機会がある。それは狙い通りではないかもしれないが、だからこそ結果に固執しないことだ。

どんな経緯も終わり良ければ良い思い出になる。逆にいえば、良い思い出になるまで諦めないことだ。すべてドラマを盛り上げるための試練だったと思えたら最高に幸せだ。

自分や相手のためにも、性急な判断はしない方がよい。じっくりと自分も他人も見極めようではないか。そのための時間は十分にある。焦らず地道に取り組もう。






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