2014年6月30日月曜日

沖縄へのラブレター ~写真家 東松照明~|NHK 日曜美術館

沖縄へのラブレター ~写真家 東松照明~|NHK 日曜美術館

先日、スピリチュアルワールド展でみた、東松氏の番組をたまたま見かけた。あの時はどういう経緯で沖縄の作品を撮ったのかしらなかったが、背景を学びどこか自分と共通しているものをかんじた。

最後に奥様がおっしゃっていた、
「片思いでもいいんじゃないですか。思いは思いですから」という言葉が印象に残っている。

沖縄に惹かれる人は多い。かくゆう自分もそうだが、東松氏は占領をテーマに沖縄に触れ、本土はアメリカの影響を色濃く受けているのに、沖縄では影響を受けていない強さを感じたという。

彼自身、沖縄に触れ、写真の原点へ戻って行った。沖縄は、原点へと戻る力を与えてくれるのかもしれない。

生まれ変わる場所。そして、忘れたくないものを色濃く残す場所。恋い焦がれて恋に泣こうとも、忘れられない思い出になる場所。

感性に生きる人間には特別な場所の一つだ。


2014年6月29日日曜日

サバイバル宗教論 書評

サバイバル宗教論 (文春新書)
佐藤 優
文藝春秋
タイトルからは想像つかない内容だった。面白い!初めて彼の本を読んだが他の本も読んでみたいと思う。博識ある方なので読んでいて楽しいが、自分で検証しないで丸呑みしてしまうと危ない。いつものように自分メモを下記。沖縄関係の話は私も知っているのが多かったが、普通の人は知らないであろうのでオススメ。そこは記載しません。

■日本人の思考方法
「我々の思想というのは、基本的に『言挙げ』をしない。あるいは、『言挙げ』ができるものはネガの形であらわれている。『言挙げ』できるものによって『言挙げ』できない部分を知るという、そういう方法なんです」
■選挙によって選ばれる「王様」
 なぜ日本で公選制が実現しないのか。中略 公選制で直接国民から選ばれることになると、政治権力だけでなく権威もおびることになるからです。世界の歴史を見ても、国家の長を直接選挙で選ぶようになると、王政はなくなる傾向にあります。
■宗教はさまざまな階級をつなぐ
「レリジョン(宗教)」は、「結び合わせる」という意味から来ています。
■中間団体こそ民主主義の砦

中間団体とは、国家と個人の間にあるもので、自分のためにだけ働いているのではなく、国家の代表でもない、ギルドや教会のような組織や団体のことです。自己完結していて、自分たちの生きる糧は自分たちで作り出している 中略 国家と構えても、基本的に自分たちの助け合いのネットワークでやっていくことができるような組織のことです。




2014年6月28日土曜日

スピリチュアル・ワールド 平成26年度東京都写真美術館コレクション展

東京都写真美術館の展示会いってきました。

ふらりと寄ってみた。意外に美術館自体には人が多い。世界報道写真展のほうに人は集まっているようだ。私も本来そのチケットもらったのでいったのですが、使用済みチケットを渡されていたというオチで、そこはやめて、スピリチュアルワールド展に伺いました。

論理ではない、直感の世界を感じに入ってみると。閉館間際だったためか、空いている!

写真は不思議ですね。今はもうない風景。もうこの世にいない人の表情。写真自体が何か呪術的な要素を持っていてもおかしくないと感じます。昔の人が、写真とられると魂抜かれるもあながちはずれではないかも。


日本では古来、森羅万象に「八百万の神」が宿るとする信仰をもち、目に見えないものや日常を超えたものの存在を感じとる感性、神仏を畏れ敬う意識、生きて いる者と死者の関わり合いを大切にする死生観とともに人々は生きてきました。近代化の過程で失われていった非合理的なもののなかには、日常生活や現代社会 の価値観にはない未来への手がかりが隠されているのかもしれません。精神性(スピリチュアリティ)の領域へ。不可視のもの、超越的なものにむかって、感性 のチャンネルを開いていくこと。「スピリチュアル・ワールド」には人を浄化し、活性化する力が秘められているはずです。本展は30,000点を超える東京 都写真美術館の豊富なコレクションのなかからセレクトした写真作品と映像作品・資料によって、日本の宗教文化や民間信仰と視覚表現の接点をさぐるととも に、スピリチュアルな世界観を背景に独自のヴィジョンを追求してきた写真家/美術家たちの作品表現を紹介します。

2014年6月27日金曜日

世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~:テレビ東京

世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~:テレビ東京



たまたま見た番組だった。最近モンゴルとも沖縄とも縁があるので興味深く拝見した。



3人の子育てが終わった後、モンゴルのマンホールチルドレンの様子を知り、モンゴル語をそこから学び始めて、孤児院のボランティアに旅立った平良さん。すごい行動力。



温かい沖縄から極寒の地モンゴルは大変だろうに。そんな苦労より、子供たちのために働きたいという想いのために行動する実行力が素晴らしい。



思ってもなかなか行動できないのが大半です。



勇気をもらいました。


以下番組内容転載
東アジア北部に位置するモンゴル国。
面積は日本の4倍近くありながら、約80%は草原地帯。
その為、ゲルを建て家畜を飼って生活しているモンゴル人を未だ多くみられる。

そんな、モンゴルの孤児院で働く平良貴久江(たいら きくえ)さん。
なんと、平良さんは孤児院に住み込み、しかも無給で働いており
日本からのわずかな年金だけで生活をしているという。

平良さんが働いている孤児院「ロータスチルドレンセンター」は、
様々な理由から親元を離れ、孤児院で生活をしている子ども達がたくさんいる。
そんな子ども達を立派な大人に育つよう、無償の愛を捧げている平良さん。

しかし、そもそも一体ナゼ、日本を離れモンゴルに来ることになったのか?
その裏には、何かを得る為何かを失った壮絶な波瀾万丈の人生ドラマがあった。

2014年6月26日木曜日

先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)傾いた組織を立て直せ!▽上杉鷹山(後編) - NHK

先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)傾いた組織を立て直せ!▽上杉鷹山(後編) - NHK

前回の続きです。ゲストで参加していた地方交通の再建請負人、小嶋光信氏はいいこといいますね。勉強になりました。彼の言葉で最後にあった、「右手におもいやり、左手にそろばん」がいいですね。利き手の右手にソロバンを持ったら、お前の利益のために協力するものかと反発されてしまうとのこと。人間の機微をうまく言い表しています。

小島氏の話も取り混ぜながら、気になった言葉を書いていきます。

■マイナス情報公開

上杉鷹山は藩の財政状態を広く藩士にまで公開させた。そのお陰で、一体となった改革への原動力となった。

■上申書

改善改革への案を広く募り実践していった。その中でヒット商品も生まれ財政再建に繋がった。

■プラス情報も必要

ただマイナスを出せばいいというわけではない。プラスの情報も必要。頑張ればこうなるんだという未来への道筋もなければ、ただの愚痴になる。

■情報を出すタイミングが重要

皆が真剣になるタイミングで情報を出す。効果を最大化

■成果も必要

明確に約束した決算賞与を払う。しかも千円札で払う。モチベーションが変わる。

■リーダーは部下の仕事をアレンジメントする

自分のために仕事するのでは誰もついていかない。

■着眼大局 着手小局

大きくとらえて、小さく実行していく。
これがないと、木を見て森を見ずになる。


2014年6月24日火曜日

ヴォルゲーム 書評

ヴォル・ゲーム (創元SF文庫)
ロイス・マクマスター ビジョルド
東京創元社
売り上げランキング: 96,171

前回紹介した、戦士志願の続き。 訳がところどころわかりづらいものの、勢いが良いので読み進めて行けます。この本の面白いところは、逆境からの切り返しでしょうか。出来過ぎな展開も多いですが、意外に人生って乗ってるときは奇跡みたいなこと起こりますからね。

主人公のような部下がいたら嫌だなーとは感じました。 皇帝もほどよくオバカでいいですね。色気のある女性傭兵隊長 の部下ならなってみたいです(笑)

逆境のときにエネルギーもらうときに読むのがおすすめです。
人事万事塞翁が馬だと、昔の人はよくいったものです。

2014年6月22日日曜日

佐藤可士和のクリエイティブシンキング 書評

佐藤可士和のクリエイティブシンキング
佐藤 可士和
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 12,438


前作に引き続き佐藤さんの思考法を学ぶために読了。前作と被っているように感じました。彼の人柄のようなものが感じられましたね。努力家だし、きちんと目の前の仕事に向き合っているなと。その積み重ねでここまで来られたのでしょう。

説得よりも共感と言う話にも納得です。この本自体、読み進めていくうちに段々と彼に共感していきます。そして、クライアントが主体であることを思い出させてくれます。クライアントやコラボレーション相手を認め、尊敬しているからこそ、結果が生まれるのだと。

自分用メモはこちら。
 
「コンテンツからコンテクストを作る すなわちストーリーを描いていくことが
ブランディングの核心だと考えるようになりました。
現在だけでなく過去の要素も整理してつなげながら、未来に向けての方向性を作って行くことで、自然とブランドのビジョンを構築できるようになったのです。」
天野祐吉氏
「外見は、中身の一番外側なんだよ」

2014年6月19日木曜日

先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)傾いた組織を立て直せ!▽上杉鷹山(前編) - NHK

先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)傾いた組織を立て直せ!▽上杉鷹山(前編) - NHK

「なせばなる なさねばならぬ 何事も ならぬは 人の なさぬなりけり」大好きな言葉です。実際にやった人がいう言葉は重みがありますね。

上杉鷹山を尊敬しているとケネディ大統領は語ったのですが、なぜケネディが上杉鷹山を知ったかというと、内村鑑三が書いた「代表的日本人」で紹介されていたからなんですね。

代表的日本人について書評していた、松岡正剛さんが面白いこと書いていました。

250夜『代表的日本人』内村鑑三|松岡正剛の千夜千冊

1900年すなわち明治33年を挟んで約5年ごとに、明治文化を代表する3冊の英文の書物が日本人によって書かれた。いずれも大きなセンセーションをもたらした。こんな時期はその後の日本の近現代史に、まったくない。
 その3冊とは、内村鑑三の“Japan and The Japanese”、新渡戸稲造の“Bushido“岡倉天心の”The Book of Tea”である。
さて話は戻して、印象に残った言葉をご紹介します。
■人は削らず、新規事業させる。
人を削るとまた後で成長期になったときに困る。バイオリズムのように波があるので、人をリストラしないで、仕事を切り詰めて余った人材に仕事を創らせる。
 
■人に直接はなしかけ、共に立て直そうと働きかける
中間管理職は改革したがらない。直接現場に働きかけ、熱意を伝えていく。
 
■自ら働く
自ら率先して動く。範を持って動かねば誰もついていかない。安全地帯にいては駄目ということですね。
 
■現場から働きかける
ヒントはいつも現場にある。

■教育投資を積極的にする。
自らの経費よりも多い経費をかけて、有能な人材を登用し、教育した。

後半も楽しみです。

2014年6月18日水曜日

知られざる親日国・フィンランド 未来世紀ジパング ~沸騰現場の経済学~|テレビ東京

フィンランドが好きになる放送でした。先人の日本人が残した大きな足跡を我々は知らないのはもったいないです。今回の放送で新渡戸稲造氏が益々注目されたらと思います。

彼が国際社会で日本のプレゼンスをあげた功績をもっと評価してもいいと思います。特に「武士道」という本は日本理解に多大な貢献をしています。

いつかフィンランドに拠点を持ちたいと思いました。シェアハウスをして、フィンランドと日本の交流を増やしていきたいと思います。

以下番組HPより抜粋。

フィンランドに平和もたらした日本人

 中央に座る新渡戸稲造氏


 なぜフィンランドが親日なのか?それは100年以上前の出来事に関わりがあるという。フィンランドの歴史に名を刻む日本人がいた。新渡戸稲造、そう旧五千円札の肖像に使われた人物だ。当時、国際連盟の事務次長だった新渡戸は、フィンランドとスウェーデンの間で起こっていたオーランド諸島の領有権争いを、後々まで“新渡戸裁定”と呼ばれるようになった画期的な方法で解決したのだ。その解決法とは、なんと「オーランド諸島は、フィンランドが統治するが、言葉や文化風習はスウェーデン式」という意外なものだった。おかげでオーランド諸島はいまや平和モデルの島となり、領有権争いに悩む世界各国の視察団が来るまでになった。住民はこう言う。「新渡戸さんをとても尊敬しているの。だって、彼がこの島を平和にしてくれたんだから」

2014年6月17日火曜日

佐藤可士和の超整理術 アイデアは整理の中から生まれる

佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫)
佐藤 可士和
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 1,106

先日、知恵泉で拝見してから気になっていた佐藤可士和さんの著書を拝読した。

一番気になった言葉は、

問題解決のヒントは整理することで見つかる。

全編これがいいたくて、事例を紹介されていたのだろう。整理の仕方で、見方も変わる。確かにと思いまずは、身の回りの机の周囲から整理してみました。確かに整理されていると気持ちいい。

他に気になった言葉は、

本質を探るには、引いて見つめることが大切

迷ったら具体的なシーンを浮かべてみる。

他人事を自分ごとにできると、リアリティが生まれる。

答えは必ず、目の前にある。

気になった方はご一読あれ。
プロセスを図示した物がこちら。ご参考までに。


2014年6月15日日曜日

プリズナーズ - Yahoo!映画

http://prisoners.jp/

ふと時間が空いてタイミングが良かったので、映画プリズナーズを見てきました。有楽町のガード下のチケットショップで買うと少し安く見れます。



ヒュージャックマンの父性愛恐るべし。対象にされた人はたまりませんな。

まさかの展開で息もつかせぬ感じでしたね。



そうきたか!の展開でよく出来た脚本です。時間つぶしの割には面白かったですね。



しかし、日本もアメリカを追っかけていますから、こういうこともあるのかと思うと嫌だな。






2014年6月14日土曜日

先人たちの底力 知恵泉(ちえいず) 戦国のプロデューサー「千利休」(後編) - NHK


http://www4.nhk.or.jp/chieizu/

後篇です。今回印象に残ったのは、ネーミングにより価値の転換を図った話です。


■木守


元々、茶碗を作ってはいなかった長次郎をプロデュースして人気の茶碗を創り出した利休。その長次郎に焼かせた茶碗を弟子たちに配った時、一つ残った茶碗を木守と命名した。



木守(きまもり)


 「木守」とは木の番人、木に残しておく果実、最後に残ったもの、の3つの意味があります。来年の豊作を願って1個だけ木の上に残しておくことが、いつしか木に上に残った柿をさすようになりました。
すると、途端に残りものであったはずの茶碗が人気の茶碗となったというお話です。


価値を与えられる、価値を左右できる人間になりたいですね。



2014年6月11日水曜日

スタンフォードの自分を変える教室 | flier(フライヤー)本の要約サイト

忙しくて本を積んどくにしている貴方にオススメ。

本を要約してくれるサービス。
実例は見ていただくとして、無料のを見るだけでも楽しいですね。


行動経済学者のハワード・ラクリンは、行動を変えることを明日に延ばすのを防ぐための、おもしろい仕掛けを提唱している。ある行動を変えたい場合、その行動自体を変えるのではなく、日によってばらつきが出ないように注意するのである。
ラクリンによれば、タバコを吸うなら「毎日同じ本数」を吸うよう喫煙者に指示すると、タバコの量を減らせとは言われていないにもかかわらず、なぜか喫煙量が減っていくという。今日タバコを一本多く吸えば、毎日同じ本数を吸う決まりなので、明日も一本多く、その次の日もまたその次の日も、一本多く吸い続けることになる。そうなると、タバコの一服に重みを感じるようになり、ひいては一本のタバコが長い期間に体に及ぼす影響をいたずらに無視できなくなるのである。


2014年6月9日月曜日

こころの時代 NHK 「導かれば青空」

こころの時代~宗教・人生~「導かれれば青空」 - NHK
鎌倉・一法庵住職の山下良道さんは、日本とミャンマー、二つの異なる仏教の伝統に飛びこみ、坐禅と瞑想を学んだ。自らの苦しみからの解放を求めて歩んだ30年の軌跡とは。
僧侶の山下良道さんは、14歳の時に抱え込んだ生きる苦しみを解く道を求めて仏教の道に入った。道元の只管打坐(しかんたざ)の坐禅を伝える兵庫県 安泰寺で修行。その後、欧米での生活を経て、仏陀の教えの源流を求めた山下さんは、ミャンマーのテーラワーダ仏教のパオ森林僧院に入りめい想法を学んだ。 自らの苦しみを見つめ、そこからの解放を実感をもって体験する道を求めた山下さんが、模索の果てに見いだしたものとは。
【出演】一法庵 住職…山下良道,【きき手】山田誠浩


鎌倉稲村ヶ崎 一法庵 One Dharma Forum ワンダルマの会 公式サイト

見ていて感じたのは、説明できないものを説明しようとしているもどかしさでした。結果を問わない瞑想は、ただ信じるだけのオウムと同じおそれになるのではないかという問題意識から、結果を問う瞑想を学びにミャンマーへ。きっと、結果だけを求めて最初からミャンマーに行ったのでは今と違う結果になったのでしょう。

求め続ける情熱を感じました。まだまだこれからなんだという感じを受けましたね。



電池不要なのにスマホと連動してなくした物の位置を知らせてくれ、スマホをなくしても探せるチップ「iFind」 - GIGAZINE

最近Fitbitを失くしたばかりなので、これは欲しい!

もっと早く持っていればと悔やまれます。

しかも今までのものと違って、なんと電池不要!!これはいい。

「あれ?どこいったかな?」とよくお悩みの方におススメですよ。


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https://www.wetaginc.com/


2014年6月8日日曜日

科学的にも証明された、日記を書き続ける実用的なメリット : ライフハッカー[日本版]

何でも継続するのは簡単ではありません。抵抗力が自然には備わっています。毎日やるかやらないかを悩むようでは習慣化は難しい。



すぐにそれを出来るように環境を整えておくことが大事です。私としては、携帯で日記をつけることを推奨します。いつでも持っていて、気になった時にすぐ書けるからです。



一日の終わりに日記を書こうと思っていても、テレビを見てしまったり、うっかり忘れてしまったり、机の上が散らかっていたら、片づけて書くのは面倒です。3日坊主になりやすいでしょう。



携帯であれば、アラームやりマインドといった機能も駆使すれば、はっと思いだせます。



何を食べた。どこ行った。つまらんかった。面白かった。そんな程度でもまずはつけてみることで始まります。



とはいえ、私もこのBlogを日記代わりに毎日書こうとしていますが、なかなか。自分用に書いているのが、駄目なのでしょうね。

Blogは人に見せることを意識して書いた方がよさそうです。


2014年6月6日金曜日

戦士志願: 小木曽 絢子, ロイス・マクマスター ビジョルド: 本

戦士志願
戦士志願

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小木曽 絢子 ロイス・マクマスター ビジョルド

東京創元社

2014年6月5日木曜日

先人たちの底力 知恵泉(ちえいず) 戦国のプロデューサー「千利休」(前編) - NHK

稀代のプロデューサー、千利休のお話。再放送は10日とのこと。

プロデュースの参考になるなと印象に残った点を記します。



■意外性の演出



利休は魚屋の息子で貧乏であった。当時の茶会は、お金のかかる輸入物を並べてありがたがる茶会が主流。よって大商人が中心であった。そこで利休は、茶道具に頼らない茶会を演出した。



茶入れは高価で買えない。しかし、安かった香炉なら買える。香炉を茶入れを包む袋に入れたら、一見茶入れが入っているように見える。お客さんはどんな茶入れが入っているのかと期待していると、中から出てきたのは香炉という意外性。



また、花いれに花がいけてない演出。よくよく見てみると、中にはギリギリまで水が入っている。
そこで利休が一言。
「各自、心の中でお好きな花を生けてください」
彼の茶会は、千利休という人物がでる茶会であったために、評判が評判を呼び一躍人気に。



■本質の追及が意外性を生む



ゲストであった、佐藤可士和さんの言葉。奇をてらうのではなく、愚直なまでに本質を追究することで、意外性が生まれる。



■日常にないシチュエーションで心をつかめ 


秀吉が利休の庭に咲いた朝顔の話を聞き、茶会を所望した。いざ訪れてみると、庭に朝顔は全くない。いぶかしみながら、茶室に入ると、たった一輪だけ朝顔が活けてあった。


2014年6月4日水曜日

こころの時代~宗教・人生~「坐禅は国境を越えて」 - NHK

印象に残った言葉を自分なりに書いておきます。

お釈迦様ほど大きな空間を感じられた方はいない。時間も空間を超えて。
3界はすべて私の世界。すべて私の子供。

人間の最大の知恵は祈りです。
わがままに生きて、祈りを知らずに生きるのは不可能。

人生に欲望や悲しみはあるけれど、もっと背後にある宇宙大の生命を感じ取る。それが祈り。

何かを祈るではなく、生命の真実に気づくのが祈り。

人生とは欲望を満足させる場所ではなく。偉大な生命に気付かせていただくところ。
人生の価値は大きな背景を抱いた自分という大きさを実感すること。

肉体ではなく背景をなしている偉大なる大きな生命を実感する。

祈りを失ったら、命の信頼は失われるでしょう。
人生に祈りのない人生はあってはならない。

何かを頼ろうとするのではなく、すでに自分は大きな命を頂いていることに
対する信頼を深めていく。私たちの心の中の捉われを放すことによって気づく。

現代人は繋がりはあっても、根はない。だから絶えず不安である。
時間はかかるが根を生やす努力を怠ってはならない。

番組内容
    「広い世界と自分が一体であることを実感するのが坐禅」と語る曹源寺住職・原田正道さんのもとには外国から人々が修行に集う。世界に出て深まったという坐禅の奥義を聞く。

詳細
    「座禅で“すわる”ことは、大いなる大地に密着して生きている命の姿を実感すること」と語るのは、岡山にある曹源寺の住職・原田正道さん(はらだ・しょうどう、73歳)。25年前から外国に出かけて座禅を指導し、寺には、常に30人ほどが、海外から修行に集う。「座禅で人間の信頼を共有している」という原田さんに、世界に出ることで一層深まったという、座禅の奥義を聞く。

2014年6月3日火曜日

未来世紀ジパング 世界を救う!ニッポンの赤ひげ

日本各地を飛び回り、病院を渡り歩くフリーランスの眼科医・服部匡志医師。月の半分を日本で働き、残りの半分はその稼ぎを持ってベトナムに向かい、お金の
ない貧しい人たちを無償で救っていた。ベトナム政府からも表彰を受け、感謝されるまさにベトナムの"赤ひげ"だ。いっぽう、医療の行き届かない東南アジア
のへき地で人々を救う日本医師団のネットワークもあった。
 こういう方々には触発されます。私も自分の持ち場で頑張ろうと励まされました。日本の価値を草の根的に高めてくれている彼らに感謝です。そうした積み重ねが、豊かな土壌となり大きな実となることでしょう。



番組を作ってくださって感謝です。

2014年6月2日月曜日

NHKスペシャル|シリーズ エネルギーの奔流第2回欲望の代償破局は避けられるか

私たちは未来の人々から借金をして生活をしているようなものです。今を満たすために、未来の環境を無視して、資源を収奪しています。きっとこの勢いは止められず、劇的なエネルギー革命が起こらない限り、自然からのしっぺ反しは避けられないのだと感じました。



モンゴルでの石炭発掘と中国へのトラックでの輸送の列は圧巻の光景でした。こんなに運んで消費していれば大気汚染が進むのは当たり前だなと感じさせられました。



グリーンパラドクスの話もありました。あちらを立てればこちらが立たずみたいな話です。環境問題は、一国だけで解決する問題ではないのです。ローカルとグローバルのつなぎ目をどうしていくかが課題ですね。いずれにせよ、現代の枠組みでは機能不全をおこしているのは間違いないです。



誰か天才によるエネルギー革命を夢見るしか、私たちには他に手段はなさそうだなと諦観しそうになりました。



欲望を昇華する方法はないでしょうか?



2014年6月1日日曜日

混沌を制する(2) コカ・コーラの浄水器 需要、冷たいうちに打て :日本経済新聞

これは素晴らしい!さすがセグウェイの次はこう来るとは。コーラの長期ビジョンもすごいな。





海水や廃水を含むどんな水も真水に浄化できる。しかも浄化のコストは1ガロン(約3.8リットル)当たりわずか約1セント――。こんな夢の浄水装置「スリングショット」がアフリカやインドの農村部で広まっている。

 14年かけて開発したのは、電動二輪車「セグウェイ」の開発者で発明家のディーン・ケーメン(63)。セ氏100度で沸騰させ、気化した真水を取り出す。配っているのは米コカ・コーラだ。
http://www.nikkei.com/article/DGKDASDZ2702X_X20C14A5MM8000/