2014年6月4日水曜日

こころの時代~宗教・人生~「坐禅は国境を越えて」 - NHK

印象に残った言葉を自分なりに書いておきます。

お釈迦様ほど大きな空間を感じられた方はいない。時間も空間を超えて。
3界はすべて私の世界。すべて私の子供。

人間の最大の知恵は祈りです。
わがままに生きて、祈りを知らずに生きるのは不可能。

人生に欲望や悲しみはあるけれど、もっと背後にある宇宙大の生命を感じ取る。それが祈り。

何かを祈るではなく、生命の真実に気づくのが祈り。

人生とは欲望を満足させる場所ではなく。偉大な生命に気付かせていただくところ。
人生の価値は大きな背景を抱いた自分という大きさを実感すること。

肉体ではなく背景をなしている偉大なる大きな生命を実感する。

祈りを失ったら、命の信頼は失われるでしょう。
人生に祈りのない人生はあってはならない。

何かを頼ろうとするのではなく、すでに自分は大きな命を頂いていることに
対する信頼を深めていく。私たちの心の中の捉われを放すことによって気づく。

現代人は繋がりはあっても、根はない。だから絶えず不安である。
時間はかかるが根を生やす努力を怠ってはならない。

番組内容
    「広い世界と自分が一体であることを実感するのが坐禅」と語る曹源寺住職・原田正道さんのもとには外国から人々が修行に集う。世界に出て深まったという坐禅の奥義を聞く。

詳細
    「座禅で“すわる”ことは、大いなる大地に密着して生きている命の姿を実感すること」と語るのは、岡山にある曹源寺の住職・原田正道さん(はらだ・しょうどう、73歳)。25年前から外国に出かけて座禅を指導し、寺には、常に30人ほどが、海外から修行に集う。「座禅で人間の信頼を共有している」という原田さんに、世界に出ることで一層深まったという、座禅の奥義を聞く。

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